NZ異文化交流記:宗教に触れる④ 宗教観を話す上で大切なこと @ニュージーランド滞在記

 こんにちは!薬剤師のえなさです。


前回の話はこちら↓
NZ異文化交流記:宗教に触れる①②③ 


率直な私の感想なので悪しからず😌






ここまで宗教について少しばかり書いてきたわけですが、過激だなあとか、そんなふうに書いていいの?とか思われた方もいるかもしれません😅



日本では、あんまり宗教の話ってしないし、尋ねたら失礼じゃないかとか、込み入ったことを聞くのはちょっと、と遠慮してしまいがちですが、実はそんなことはありません
自分たちが大切にしている文化や習慣に興味を持ってくれるというのは、とても嬉しいものです。私がどんなことを聞いても、お友達たちはみんな喜んで、一生懸命説明してくれましたよ。


とある日本のホテルにあった仏教に関するガイド本



もちろん、否定したり迷惑がったりするような人がいたら嫌です。そんな時は、当たり前ですが、喧嘩になります。

ただ、「そんなつもりはないのにそういう言い方になってしまった」といったことや、逆に「自分たちの信仰心を否定されたような気がした」といったこともあります。
(これは宗教観の話だけではないと思いますが・・・)


そんな時こそ、異文化交流のチャンス!!
違った考えがあって当たり前なんですから、なぜそう思うのか、なぜそういう振る舞いをするのか、純粋な疑問として尋ねればいいわけです。
聞かれた方も頭から「なんでそんな言い方するんだ!」と怒るのではなく、自分たちが何を大切にしていて、どういう気持ちでいるのかを話せばいいのです。


大切なのは、相手の宗教観を尊重することです。
信仰心は人それぞれ、何に重きを置いているか、全くもって向いている方向が違ったりするわけで、どれも尊い価値観です。

どうしても受け入れられない価値観なら、否定するのではなく「自分とは違う」と思えばいいだけの話です。


宗教観に限らず、この「価値観」というのは、人間関係を築くのにとても重要な役割を担っていて、合わない者同士は、自然と疎遠になっていくものです。
それは別に悲しいことではなく、違ってもいいという承認なのです。
対立して、相手を自分に合わせさせようとするから、争いになるんですよね。



そうやって、私は色々な宗教観にふれ、さまざまな体験をすることができました。
時には、白熱した議論になることや、どんだけ説明してもピンとこないこともありました。
でも、そういう「感覚」こそ面白いのです。自分の中に全くない、新しい概念やものの見方を知れるわけですから。

今後、楽しかった興味深かった話だけでなく、どんな議論になったのか、どんなことが分かり合えなかったかも含めて、書いていきたいと思います。




えなさ


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