ランチタイムの小話:食事のマナー@ニュージーランド滞在記
こんにちは!薬剤師のえなさです。
みんなでランチはとっても楽しい
たまたまお昼休憩が重なって、研究室のみんなでランチをとっていた時のこと。
いつものように、わいわいがやがや他愛無い話をしながらランチを食べて。
スマッシュブラザーズをしていたり、ちょうどポッ拳がリリースされて、ポケモン好きが集まってNintendo Switchを使ってバトルをしていたり笑
そんな時に、食事のマナーについて、少し話が出ました。
マナーと習慣
ニュージーランド人的には「中国人が口を開けて音を立てて食べ物を食べるのが信じられない。気をつけてくれるようになってだいぶいいけどね!」と、笑いながら言っていました。
食器に顔を近づけて啜るように食べたり、くちゃくちゃと音を立てて咀嚼したりするのが本当に気になるから、と何度も注意してきたと言っていました。
確かに、食事の際の物音が気にならないわけではありませんが、こちらが話す暇がないくらいよくしゃべる人たちだったので、口の中にものが入っていながらも、ずっとしゃべり続けていたせいもあるのではないかなと思いました😂
中国人の1人が「そうなんだよねー、NZでみんなに注意されるからきをつけるようにしてるんだよね!でもなかなか難しくてー」と言っていました。
その言葉を聞いて、中国ではあまり気にならない習慣なんだろうなと思いました。
中国では、誰も気にしない、というか気にならない一般的なこと。
日本人が麺類や汁物をずずずと啜って食べたり、食器を持ち上げて食べたりするのと同じことですよね。
私たち日本人は当たり前のようにしていますが、多国籍なグループに入ると信じられない行動です。「音を立ててすすらないで!」です。
マナーとは?
「お茶碗は持って食べましょう」と日本では習いますが、海外で食器を持ち上げて口元に持っていくなんて、とてもお行儀の悪いことです。
他の国の習慣から見ると、それはしてはいけないことで、相手を不快な気持ちにしてしまうことがあります。
私の考えですが、マナーとは「相手を不快にさせないための思いやり」ですから、相手が不快だと感じる振る舞いは、やめるようにすればいいのです。
習慣や食文化、食器やテーブルスタイルが違えば、マナーも違って当たり前です。マナー違反をしたらどうしよう、と不安に思う必要はありません。
だから「マナー違反をした」のではなく「相手とはマナーの定義が違った」だけなんです。
気にならないこともあれば、どうしてもやめてほしいこともありますよね。
でも、そういうことって、言ってもらわないとわからないことです。
それを伝え合える友達がいること、そういう環境にいることが大事です。
誰も注意してくれなかったら、自分が人を不快にさせているなんて知るよしもないのですから。気付けないことほど不幸なことはありません。
相手を不快にさせていると知りながら、私には関係ないと割り切ることが、1番最低なマナーかもしれませんね。
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