足病変予防・治療(フットケア)研修 ⑤ @ ドイツ

 こんにちは!薬剤師のえなさです。

足病変予防・治療(フットケア)研修のお話。前回の続きです。
前回の話はこちら→ ②-1 ②-2 ③-1 ③-2 ③-3 ④-1 -2

まだ新型コロナウイルスが流行する前、ちょうどクリスマスの時期に行ってきました。とても勉強になった研修会でしたので、少しばかりご紹介いたします。
また、フットケアについて全く知らないという方々に、少しでも「こんな医療があるんだ」と知ってもらいたいという思いもあって、ブログに書いていきたいと思いました。ぜひ、ご一読ください。





研修会5日目。

この日は、デュッセルドルフにお住まいのご主人(メンバーの先生のお友達)に、地元のクリニックをご紹介いただき、実際に治療現場を訪問・視察させていただきました。


ホテルでの朝ごはん


まずは朝ごはんで腹ごしらえ!



このパンがとても美味しくて、全部食べたいほどでした!
ホテルのオーナーである奥様の手作りのようでした。



フットケアクリニック訪問


数ヶ所のクリニックを訪問させていただいたのですが、完全な個人旅行であったこと、患者さんの個人情報に配慮すべきこと、ドイツ語で書かれた部分の内容が定かでないこと(機密情報や個人情報が含まれている可能性がある)を考え、写真の掲載、細かな内容の記載は控えさせていただきます。


実際に営業しているクリニックに訪問し、お話を伺うこともできました。
小さな街ということもあって、クリニックの数が多くはないのかもしれませんが、たくさんの患者さんで賑わっていました。

やはり、ここでもベルリンと同様、足病変のプロフェッショナルによって専門的な治療が行われていました。
ベルリンは言わずと知れた大都市ですが、小さな街のクリニックでも足病変の専門的な治療が受けられるということに、驚いてしまいました。

日本では、全国探してもそんなクリニックを見つけることは簡単ではありません。
巻き爪や外反母趾など、少々痛くても我慢できるからと諦めている方、歩いていると膝や腰が痛いけど歳のせいかな?最近疲れてるのかな?と足の変形は疑わないばかりか、足趾や踵の傾きのなど全く気に求めていない方が多いのではないでしょうか?

そんな方々に少しでも「こんな医療があるんだ」と知ってもらいたい、と思いました。
そして「こんな医療を日本でやりたい」と思っていらっしゃる医師の先生方もいらっしゃいます。

もっとこのドイツ式フットケアが日本で広まれば、もっとたくさんの患者さんが救われるのではないかなと、強く思いました。



研修後、手巻き寿司パーティー!


研修の後は、地元のスーパーに寄って夜の食材を調達して、またお宅へ訪問。
この日は、先導の先生の発案で、私たちが手巻き寿司をご用意することにしました!

スーパーで必要な食材を物色していると・・・



な、なんだこれは・・・・!!!

この棚、全部ハリボーグミでした!!!
こんなに種類があるのも驚きでした・・・

実はハリボーグミは、人工着色料、合成甘味料を使用していないのです。原材料は全て天然素材由来。
そしてかみごたえがあるので「よく噛む」ことにつながります。
なので、ドイツでは子どものおやつによくハリボーグミが選ばれるのだとか。1~2歳くらいの小さなお子さんから食べているそうですよ!

ただし、食べ過ぎと虫歯には注意!お子さん用のおやつなら、小分けの袋になっているものがいいかもしれませんね!

ハリボーグミは夫の大好物なので、日本ではみたことのない味を選んで、お土産に買って帰りました!中でもゼリービーンズが特にお気に入りだったようで、日本にないのが本当に残念でならないそうです笑
(ハリボーに求人があったら就職してみたかったと言うほどです)



またも目的を見失って大量のハリボーを抱えた私を尻目に、食材の調達は終わっていました。
先導の先生はお料理もとてもお上手で、お友達のお宅にあったステンレス鍋でご飯を上手に炊いていました。すごい!私もできるようになりたいです。

いよいよ手巻き寿司パーティー!!思い思いの具材を海苔で巻いて食べました。ドイツで揃えた食材でのお寿司でしたが、日本で食べるのと同じでとても美味しかったです!皆さんにも満足していただけたようでした。



ドイツにもあった「良い子にしてたらサンタさんが来てくれる」


息子ご夫婦とお孫ちゃんも一緒だったのですが、お孫ちゃんが最近英語を勉強し始めたそうで、とっても可愛かったです。ちょうど小学生くらいだったでしょうか。
私たちにも懐いてくれて、おもちゃを見せてくれたり、絵を描いたりしてくれました。

でも、おやすみの時間になり、まだ寝たくないみんなと遊びたい、と悲しくなってしまったお孫ちゃん。
「たくさん寝て、たくさん勉強して、もっと英語が上手になったら、日本においでね、一緒に行こうね」とみんなで説得しました。
それでも悲しいお孫ちゃん。

パパから「ちゃんと靴を磨いて、揃えて、きれいにしたか?そしてちゃんとベットに入ってないとサンタさん来てくれないぞ」と言われていました。
それを聞くと、お孫ちゃんは玄関に走って行って靴をきれいにして「ちゃんとしたよ、おやすみなさいみんな、また会おうね」とハグをしてくれて、ちゃんとベットに行っていました。良い子・・・・・!!!


すごいですよね、ドイツでは「靴を磨いて揃えてきれいにしておく」ことがサンタさんを呼ぶ良い子の定義になっていたのです。
確かに日本でも「靴を揃える」ことはマナーになっていますが、この悲しいタイミングで子どもを動かすほどの威力は持っていませんよね。
この瞬間にも、靴というものがドイツ人にとってどれだけ重要なものであるかが伺えました。ドイツの「靴文化」を日本も見習うべきですね。


そして、しばらくおしゃべりを楽しんでから、お別れの挨拶をしてホテルへと帰りました。





次回へ続きます♩






えなさ


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