NZ異文化交流記:ペルシャ(イラン)②食事 @ニュージーランド滞在記

こんにちは!薬剤師のえなさです。

NZ異文化交流記:ペルシャ(イラン)、前回の記事の続きです🍊






イスラム教の食文化


イランは、イスラム教の国。
食文化も、とても興味深いものでした。

イスラム教には、ラマダン(断食)の時期があります。
日があるうちは食べ物を口にできないので、ラマダン期間にみんなで食事に行く時は、日没時間を確認してから行くようにしていました。


大学内で研究発表会やシンポジウム等のイベントがあると、最後に必ずバンケット(立食パーティーみたいなもの)が行われていたのですが、ラマダン中はこれが地獄だったようで、イベント終了とともに逃げ帰っていました😅
1番お腹が空く16:00くらいからフロア一帯おいしい匂いでいっぱいになるわけですから、それはそれは苦しいでしょうね・・・
その代わり、日が沈むとともに、甘いものをたくさん食べていましたよ!



バンケットでは軽食だけでなく
NZワインも飲み放題でした♩




NZでおすすめのペルシャ料理店


イラン人に、NZでおすすめのペルシャ料理店に連れて行ってもらったことがあります♩


おしゃれなメニュー 雰囲気の良いお店


初めて食べたイランのお米、バスマティライス(ベレンジ!!
チキンとラムのスパイス焼き。
豚は戒律で食べられないので、メニューにありませんでした。


お店で人気のチキンとラムのスパイス焼きプレート


スパイス好きな私の口に合って、とーってもおいしかったです!
お米はウェルダンにしといたよ、と言われましたが、日本人にとってはサラサラパラパラのかため。チャーハンのご飯くらいのかたさでした。普通はもっと硬い状態で食べるのかな?

一緒に行った中国人が、「これがベレンジ?やっぱりジャスミンライスが一番だね!日本の米はどんなの?ジャスミンライスはね、香りに癖がなくて、甘味があって、程よくほろほろで美味しいよ!!それからね・・・」とジャスミンライスについて熱く語っていました。
日本のお米の紹介をする間はありませんでした😂



日本のお米もおいしいよ!



ハラール厳守!


イスラム教の食事は、ハラール厳守
豚を食べないことのほかに、食べる家畜の捌き方にも決まりがあるそうです。

殺める時・捌く時に血が吹き出さないことが大切らしく、電気ショックを使って丁寧に解体すると言っていました。それがハラール肉だそうです。
生きているうちからむやみに血を流させると、ホルモンやサイトカインなどの内分泌物質が異常になってしまうということで、さらに、その血がお肉につくと、お肉が汚れてしまうそうです。
なるほど、そういう考え方なんだなと、とても興味深かったです!



ホルモンに異常をきたしたり、脳が撹乱したりすることは、イスラム教では御法度。
そのため、お酒やタバコも禁止です。
コーヒーを飲みながらその話をしていたのですが、「でも、なんでコーヒーはいいのかはわからない、カフェインって依存性あるよね!」と言っていました😂






えなさ


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